卯月

 30日の更新を忘れ、4月になってしまいました。3月末から新年度を迎え、新任職員や新たに入所した子どもを迎え、新たなメンバーでの生活が始まりました。まだまだその環境の変化に慣れたとは言えないながらも、少しずつ落ち着いた生活を築き始めています。
 今年もいくつかの別れがありました。卒業をしたり、退所したり、退職をしたり…。どんな理由であろうとも、やはり『別れ』はさびしいものです。子どもたちもその『別れ』を何とか自分に納得させながら、日々の生活を送っています。
 4月に新任職員を迎えると、先輩職員は皆、一様に「できるだけ長く続けていただきたい」とメッセージを送ります。しかし、それがとても難しい現場であることも事実です。どうしたら、少しでも長く、やりがいを持って続けていけるのかを真剣に考えていかねばなりません。とても難しい課題です。何か一つを変えれば叶うものでもありません。それでも、やはり子どもの成長を考えると、できるだけ『別れ』は減らしていきたいところです。
 私もついに、10年目の4月を迎えました。今でも子どもたちに『辞める?いつまで続ける?』と聞かれます。そのたびに『できるだけ長く』と答えます。『ずっと』とは言えない、でも『できるだけ長く』を繋いでいけたらいいな、と思っています。

 さあ!!新年度!!花粉症にもめげずに、毎日を積み重ねていきましょう!!


                  HP係 K