ひとりじゃない
まずはナイトハイクの感想から…
私も久し振りに全体行事に参加し、「みんなでひとつのことを取り組む」良さを再認識しました。
私が入職した頃(もう十数年前になりますが)は横割り活動がまだまだ盛んで夏のキャンプやクリスマス会の演劇など行っていました。
めんどくさがる子どもたちも多かったですが、知らずに充実感は得ており、退所する頃には懐かしむ声も聞こえてきました。
今回のナイトハイクには中高生男子6名、職員3名、実習生1名が参加し、拝島〜家庭学校まで30数キロ、玉川上水沿いを23:00〜翌8:00頃までかけて歩きました。最後は眠気と疲れでフラフラになりながらゴールする子もいながら皆無事に完歩しました。
暗闇を歩きながら感じたのは、「子どもたちが施設を退所して社会にでていくときって、もしかしたらこんな感覚なのかな…」ということ。
暗闇を少しの光を頼りに少しずつ歩を進めていく、先に何があるかわからず不安だけど進んでいくしかない。
そこで支えとなるのは、一緒に歩んでいる仲間がいること、見守っている人がいること、帰る場所、目指す場所があるということ。
私は一番最後に全員無事を見届けてゴール。
皆、力を振り絞って自分の力でたどり着きました。そう、自分の力で。
夏休みが終了し、一息つくまもなく何かと起こります。
立ち向かっていくしかありません、自分の力で。でも、ひとりじゃない。
もしも夢があるのなら すてよう今はつらいから
明日の生命(いのち)をつなぐため 今日という日が消えていく
生命あったら 語ろう力を
乾いた大地は 心をすさませる
乾いた大地は 心をすさませる
『乾いた大地』歌:串田アキラ
HP係 chief