『SUN』

師走に入り、気がつけば今年も残りわずかとなってきました。
先日、アフターケアの一環で卒園生と共に過ごしていると、しばらく連絡が途絶えていた別の卒園生より連絡がありました。

転居を予定しており、契約時に緊急連絡先が必要との相談だった。
対応を教示し、体調など近況確認すると、なかなか乗り越えられない状況に少し焦りを感じているようにも受け取れた。

一通り話を聴いた後「声が聞けてよかったよ、近々会いに行くよ。」
そう伝え、話を終えた。

アフターケア(退所者への相談、援助)は児童養護施設の重要な役割となっています。その取り組みは多岐にわたって実践されているものの、未だ不十分なところがあるのは否めません。

それでも『声を聞かせてほしい』と願っています。
その心構えを常にもって、関わり続けていきたいと考えています。

HP係 chief